最近の音源って すごくよく出来ていると思うし、使い勝手もイイですね。付属してくるmidiのフレーズ集なんかも凝っていて 「もう、打ち込みすら必要なくね?」ていうくらいの手軽さです。
僕なんかも それこそ最新のドラム音源こそ持っていませんがKOMPLETEに入っている「STUDIO DRUMMER」が万能選手でライト~ヘビーロックまで意外とオールマイティに対応できて重宝しています。
でも作曲し始めは まだパート数も少ないからイイのですが 最後の方、パート数も増え最終形に向けて音圧も上げる・・・となるとドラムって どうしても引っ込みがちになります。
今回は そうならないために使っているプラグインについてお話していこうと思ってます。
※ちなみに僕は「ドラム音源をパートごとに分ける(パラアウト)」は ほとんどしません。
僕の使っている音源のドラムセットには「オーバヘッドマイク」などの部屋鳴りの成分も一緒に収録されていて ほぼ完成された音場なので わざわざバラして音作りしたら かえって不自然になると思っているからです。(あと面倒だから💦)
ドラムを際立たせるためによく使っているプラグイン
大体 数個に決まってきますね。ではそのいくつかを紹介します。
Neutron 4
もう今や言わずと知れた・・・感もありますね。iZotope社のNeutronです。
ちなみにドラムだけではなく、”〇カの一つ覚え”の如く・・・あらゆるトラック(全トラック)に入れてます。(笑)
AIさんがイイ具合にしてくれます。処理された後はすっきりとした音色になっていて音抜けが格段に良くなっています。
おおまかに言うと「処理前の音のモコモコっとした音」から要らない低域を無くしてエキサイターで音をスッキリ・ハッキリさせる・・・といった感じでしょうか。
わりと この処理だけで最後まで行けるパターンは多いです。Neutron様様です。
打楽器系はNeutronで上手く処理できますがピアノやギターなんかだと とりあえず一度は かけてみますが、大抵 他のプラグインに頼ることが多いですね。💦
MAGNETIC ll
Neutronだけでは迫力不足だという時に選択肢の一つとなっているプラグインでNomad Factory社が出している「サチュレーター」系です。
曲がハードロック系などでドラムをもっと前に出したい時に重宝してます。
左の方にある「LOWS」と「HIGHS」は EQとはまた一味違う効果を付けてくれます。「SATURATION」「TAPE COLOR」は音が太くなるような質感を足してくれる・・・そんな印象です。
上のGAIN BOOSTで更に狂暴になります(笑)ちなみにプリセット数は多くないです。
僕がよく使うプリセットはドラムキット用の一番柔い(弱い)やつです。
それでも とてもパワフルで粘っこいドラムになってくれて非常に満足です。
左端の縦に並んでいるボタンはテープの種類らしいのですが活用したことがないので分かりません。
以前にいろいろ押してみたけどたいした違いはなかったような記憶が・・・💦
ベースも目立たせたい
テーマから反れますがベースを際立たせたいときはSoftubeのHarmonicsというプラグインが今のところお気に入りです。
デモ動画を見て決めました!
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