この前 このSerato SAMPLEについては軽くレビューしたと思いますけど、コイツが どれだけ使いやすいか?
実際に僕の作業過程を見ていただくと”サンプラーって こんな風にも使えるんだ” と 興味がわいてくる人も出てくるのでは?・・・と思い、記事にしてみるということになりました。
とはいっても そんな複雑で難しいことは やってません。 基本サンプルの切り貼りとかの加工って「偶然」が全てだと言ってもイイと思います。
だってサンプルのどこで区切ってどういう並び替えがイイか?なんて セオリーなんか無いですもんね。
だから 「偶然」を楽しむのもサンプラーと 付きあう一つの方法だと思います。 では、簡単に手順なんぞを紹介していきますね。
今回作った曲です
タイトルでは「ギターのリフ1発」なんて書きましたが 実はドラムとボーカル(デスボイス)もサンプルを使ってます💦
まぁ、でも今回はそのギターのリフを分解して~・・・というのがメインなのでご勘弁😓
ギターのリフ
今回 サンプルの中でもひと際 印象に残ったヤツです。 今回は この素材だけで作ってやろうと思い、 主に3種類のパートを作りました。
いくつかのスタート(カット)ポイントを作ります
スタートポイントとして選んだ箇所は
- 通常のスタート(ド頭)
- 16分を刻んでいる所を2か所
- 途中で1か所
- 終盤で一か所
の5か所のスタートポイントを決めておいて あとは どう組み合わせるか? だけです。
メインリフのパート
メインリフが鳴る(ド頭にスタートポイントを設定した)C1を このように打ち込むだけ
パート No2
2つある16分のピースを交互に並べて16分刻みの「ドコドコ」を鳴らしてます。なぜ2つのピースを作るかというと、その方が自然に聞こえるからです。全く同じピースだと どうしても機械的(いわゆるマシンガン的な)に なってしまうので そうしてます。
その理屈で言うと「3つ、4つ と作れば余計イイのでは?」と お思いでしょうが・・・その通りです(笑)
ただ、面倒くささ との 兼ね合いです。(笑)
パート No3
16分のピースを使って「ドコドッ、ドコドッ、」というリフを作ってます。
ここで上のSerato Sample本体の図にてRELEASE(リリース)が少し上げてあるのが お分かりでしょうか? これは何故かというと リリースがゼロの時にサンプルによってはノート終わりで「ブツ切れ」感がありすぎて不自然になる時があります。 下のような感じです。
そんな時はリリースを少し上げてやると 解決することが多いです。今回は16分のピースのリリースを少し上げて 「ドコドッ、 」のブツ切れ感を和らげました。
でも人によっては その「ブツ切れ」感をワザと残すこともありますけどね。今回ので言うと上の「ブツ切れ」バージョンの方がアリかな?
ドラム
このサンプルをメインで使ってます。
あとはタムとか追加でキックとか欲しかったので それはNativeInstrumentsの「STUDIO DRUMMER」を使って打ち込んでます。
この音源はかなり昔からあるドラム音源ですが、好きで・・・というか ずっと使ってて もはや身体の一部と化してるかも😓
1章~4章まであります(笑)
デスボイス
自分ではとても無理😓なので サンプルでまかなってます。 まぁ、でもこの手のタイプってメロディもほぼ無いに等しいし、リズムきっちり合わせる必要もない(むしろ外すことで それっぽさが増し増しになる気がします)ので イイですね!
今回のこのVOのサンプルは短いサンプルが7,8個ありました。 Serato Sample自体には1つのサンプルしか読み込めません(-_-;) さてどうしましょう?
答えは・・・そのいくつかのサンプルを並べておいてミックスダウンして一つのファイルにすればイイのです。 いやぁ、自分って頭イイなぁと思いましたが・・・どうでしょう?😄
VOサンプルも先のサンプル群と同じように文節で切るも良し、リズム重視で切るも良し、お好きにやっちゃってください!👍
こんな感じで結構遊べるし、正直 音作りの手間が省けて たまには良い!😊 以上でした。
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