今回はIkmultimediaのMODO BASSについて何回かに分けてアレコレ書いてみたいと思います。
1. MODO BASSとScarbee Bassの打ち込みかたの違いについて
前に紹介したScarbeeBassの打ち込みの作法とは違うところがいくつかあります。
2,3説明したいと思います。
2. ハンマリング、プリング
Scarbeeの時は二つのノートを少し重ねることで勝手にハンマリング、プリングになりましたが、MODO BASSの場合はキースイッチでそれをします。
※「Control」タブで各アーティキュレーションのキースイッチやMIDI CCなどが確認、変更出来ます。
MODO BASSのハンマリング、プリングの音はScarbeeのそれに比べると「生々しさ」が(表現が正しいかどうか分かりませんが)あるとは思うけど曲中に混ぜて聞くと妙に目立って気になることが何場面かでありました。
そういう時はスライド奏法の方に切り替えてましたねぇ。
3. スライド
こちらもScarbeeとは作法が違ってましてコントロールチェンジ(自分のお好きに設定出来ます)を入力してノートを重ねます。
※コントロールチェンジでなく、キースイッチにも変更できます。
ちなみにScarbeeBassのスライドは
どちらかというとScarbeeBassの方が自然に聞こえるかな?
ちょっと豆知識
スライドした後の方のノートのベロシティの大小でスライドのスピードが調整出来ます。
スライドの発動条件をMIDI CC 17 から キースイッチ(D0)に変えました。
最初のスライド(ベロシティ最小)はゆっくりで 次のスライド(ベロシティ最大)は素早くなってます。
4. グリスアップ、ダウン
これはMODOBASSの方がやりやすいです。ピッチベントホイールだけで表現できますし、ピッチベントホイールだからリアルタイムで演奏したデータをそのまま使える
というか使った方がいいと思います。
ちなみにScarbeeシリーズの場合はコチラ
こちらはよく曲頭でベースがやる「ブ~~ン」ってやつ(文字で表すの難し!)
5. LET RING(ルート弾き)
これもMODOBASSならではの効果です。すごくリアルで心地よいです。 それは何かというと「ルート弾き」です。
ルート弾きとはベースが曲のコードのルート(コードがCならC(ドの音)、DならD(レの音))の同じ音をひたすら連続して弾くという よくあるベースプレイなのですが
僕の手持ちの他の音源だとなかなか厳しいんですよね、曲中なら ごまかしも効くけど 単体では とても聞けたものじゃないです💦
MODOBASS上での打ち込みは こんな風にします。ベロシティは調整しましょう(笑)
どうですか? なかなかリアルでしょ? ルート弾きだけで様になるベース音源って 手持ちでは このMODOBASSだけです。重宝してます。
今回はこの辺で終わります。また次回まで、
最後までお読みいただきありがとうございました。
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