今回はiDeCoについて 僕が不安に思って調べたことを まとめた お話です。
この記事は
- 50才過ぎから ふとiDeCoを始めた
- なので60才で ”(本来 会社から支給される)退職金” と一緒に受給出来ない ← 理由
- 焦る(笑)
- じゃぁ、どうする?・・・と調べている
そんな人に(いますか?)参考になる内容だと思います。
私は54才のときにiDeCoを始めた
なんか「魔が差した」というか(笑)

いやぁ、もっと早くから目覚めていたら・・・と思いましたよ!
マネーリテラシーの覚醒が遅いですね💦
せめて50才から始めていれば こんなことで悩まずに済んだのに・・・って方 いらっしゃいますか?
iDeCoって加入(拠出)してから10年経たないと一時金として受給出来ないんですね。
最近 知りました😅
ということで そういう場合 一番お得な受給タイミングを考えていこうと思います。
ホントは”退職金控除”を利用したかった
ホントは これなんですよね~、僕がバカでした💦
退職金控除って ものすごく優遇されていて・・・どうやって割り出すかというと
勤続年数 | 退職所得控除額 |
---|---|
20年以下 | 40万円 × 勤続年数 |
20年超 | 800万円 + 70万円(勤続年数 ー 20年) |
例として 勤続年数35年だとすると ”20年+15年”ということになり、
40万円 × 20年 = 800万円
70万円 × 15年 = 1050万円
800万円 + 1050万円 = 1850万円
退職金が この1850万円以内なら無税という事になります。
もし1850万円をオーバーしたら
オーバーした額の 1/2 の額が所得という風になります。
それに所得税が適用されるという訳です。
例えば 先ほどの人の退職金が2000万円だとしたら
2000万円 – 1850万円 = 150万円
150万円 ÷ 2 = 75万円
ということで この75万円に税金がかかってきます。
この場合 下の表を見ると税率は5%、控除額は0円 ですので所得税として3.75万円を納めることになります。(ちなみに 住民税は 10% なので 7.5万円支払います)
課税所得金額 | 所得税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円超~330万円未満 | 10% | 9.75万円 |
330万円超~695万円未満 | 20% | 42.75万円 |
695万円超~900万円未満 | 23% | 63.6万円 |
900万円超~1,800万円未満 | 33% | 153.6万円 |
1,800万円超~4,000万円未満 | 40% | 279.6万円 |
4,000万円以上 | 45% | 479.6万円 |
僕(勤続35年)のところだと 退職金も だいたい1400あるかな? くらいなので もしiDeCoも一緒に受け取れたらなぁ・・・と悔やんでます😓
なので 退職金控除ってデカかったんですよね~💦
※この制度・・・変えられるかもしれないですよ。(2025年から検討始めるみたいです😢)
具体的には勤続20年を超えた期間の「○○年 × 70万円」が ”40万円” になるかも? という話です。
さらに、さらに 庶民は苦しい思いをしなければ・・・です💦
ではiDeCoはいつ受給できる?
iDeCoって ルールが(縛りが)けっこう多いんですよね。
で、そのルールを 見てみると
- iDeCoを始めてから(拠出している年数が)10年間経たないと受給できない
というルールがあります。
60才でもらおうと思ったら、50才にはiDeCoを始めておく必要があるんですねぇ、知らなかったです😓
僕のケース
いま 計画している出口戦略は こういう計画です。
- 55才(54才と7か月目)からiDeCoを開始しました。
- 60才で定年退職の予定です。
- 60才で 会社の ”退職一時金” を受け取る(課税なし)
- 65才でiDeCoを止めて掛金を ”一時金” として受給する予定です。

これで 僕の理解が正しければ
定年退職(60才)してから65才までの ”5年間” で 40万円 × 5年間 = 200万円 の控除額という事になりますが・・・果たして これが正解なのでしょうか?
いろいろ調べてはいるのですが「20年ルール」の事ばかりで このケースの場合の回答が見つかりませんでした。
なので iDeCoの口座に 問い合わせをしている最中です。
・・・結果が分かりましたので 一応報告しておきます。
先ほどの ”僕の理解” が合っていたようです。
これで ほぼiDeCoの出口戦略は決まりました。
そんなところで さようなら✋
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