当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。

StudioOneの使い方:入門クラス(prime)は無料って知ってましたか? 有料版と比べて使えるのか?

Studio One

 

僕が長年使っているStudioOne というDAWは、かなりメジャーの部類に入ってまして・・・

日本だと一番使用率が高いのはCubaseというソフトらしいです。 次いで2番目か3番目に位置するのがStudioOneだと言われてます。

 

実際 僕も最初はCubase使ってましたが 最後まで使いこなせませんでした・・・というか 手足のように扱いきれなかった、といった方が分かりやすいかな?(使ってたのは20年位前なので今のCubaseは分かりませんが)

 

その点 今使ってるStudioOneは ほんと自分の手足のように 勝手に体が動くというか、とにかく使いやすいです。ようやく自分の武器を見つけた!と当時は思ってた記憶があります。

 

スポンサーリンク

各メーカーの試用期間(制限)

あと こういったソフトは大抵デモ版などがあります。  主なソフトのお試し無料期間ってのがございます。

それが こちら

 

Cubase 30日間
Logic 90日間(Appleのみ)
Ableton Live 90日間
Cakewalk by BandLab 完全無料(自分には扱いにくかったので断念💦)
Pro Tools (無償版) オーディオ・インストゥルメント・MIDIを各8トラックまで作成できる。 36種類のプラグインを同梱
FL Studio 無期限だが「プロジェクトの保存はできるが再度開くことができない」
 

 

 

 

 

  

 

Cakewalk by BandLab は元々有料のDAWが現在無料で使えています。僕もしばらく頑張ってみましたが・・・操作性が自分に合わず泣く泣く離脱しました。😢

 

変わり種はFL Studioですね使用期間が無期限とは・・・とびっくりしたけど「作りかけの場合再度呼び出せない💦」うまいこと考えましたね(笑)

 

あとpro toolは個人的にはおススメしません。 もしも「完全にプロ(エンジニア)でやっていく!」ってな人は扱い方を知っておいた方がイイかも?ですが・・・

 

各社いろいろな使用期間がありますが(DTM)初めての人にとってはソフトなんて 長い間 使ってみないと自分に合う合わない(使いこなせるかどうか)なんて分かりませんよね?

右も左も分からないDTM初心者に いきなりDAWを使いなさい と言われても それは無理でしょう。

だから使用期限があるものだと 時間が足りないのよね~💦 

3か月無料で試せるのならギリで判断つく人もいるかも?ですが それは ある程度他のDAWを触ってきた経験のある人でしょう。

まったく初めての人には3か月でも判断は難しいと思います。

お試し期間が短くて 「もう買ってしまえ!」的なノリで手に入れたはイイが、細かいところで「使いにくいなぁ」ってことになり ひいては音楽制作から遠のく・・・ってことになったら それこそ残念だと思います。

 

StudioOneの試用版(prime)はどうなの?

 

知っている人も多いかと思いますが なんと一番下のグレード(prime)は無料で(無期限で)使えるの知ってました?

PreSonus | Studio One Prime
Studio One Prime日本語版は、トラック数や時間制限もなく、本格的なオーディオ/MIDI編集、バーチャル・インストルメント、ループ素材、エフェクト、ミキシングを無償提供し、ベーシックな音楽制作をスタートできます。もちろんバージョン6の新機能を搭載し大きく進化!もし機能アップが必要ならばStudio Oneを...

保存も呼び出しも普通に出来ます。一通りの事が出来ます。

 

実は僕も最初それを使ってから本格的に有料版の導入に至ったという経緯がございまして

 

やはりいきなり大金出して「俺には合わない」なんてことがあったら悲しいので まずはprimeから始めてみてはどうでしょうか?(StudioOneの回し者ではありませんが💦)

 

なんならそのままprimeでイイかも?しれませんよね。

 

そこで、今回はその無料版のprimeとその他2つのクラスと比べて省かれた機能やデメリットを挙げてみて

「こういう使い方ならprimeで十分だよね」みたいな結論を導きたいと思います。

 

StudioOneに用意されているグレード

  • 最上位版の「Studio One Professional」
  • その下のグレード「Studio One Artist」
  • それぞれに「アカデミック版(学校関係での使用用途)」

今回は 最上位版のProfessionalとprimeを比較していきます。なお 細かいところやあまりディープな機能については省いてます。(僕でも この機能は一生使わないだろうな・・・なんて項目が結構あるので)

 

 

メーカーによる比較表はこちらです。

 

😢primeでは省かれているもの

 

😢 音源

 

他の2つのグレードでは何種類かの音源が付いてきます。 正直言うとStudioOneの付属音源は使ったことがないので 偉そうなことは言えないですが クォリティは・・・?のような気がします。

 
Primeには「Presence」なるソフト音源が付属しています。(逆に言えばそれだけです)

作曲にあたり、必要と思われる楽器は一通り揃ってるので コイツ1つで色んなパートをカバー出来ると思います。(クォリティを考えなければ)

※ライブラリーをインストールしていないので試せてません💦

 

しかし 先ほども言ったようにprimeに付いてくるのはこの音源1つだけです。

後述しますが他社の音源は(エフェクトもですが)primeでは使えません💦

大事なことなのでもう一度言います。音源はこれだけです

追記:

同メーカーのいくつかの音源は課金して使えるようになりますが、そこまで他の音源を必要とするくらいレベルが上がってきたら ぶっちゃけ「最上位版」にして他社の音源なりを使用した方が この先幸せになれると思います。(笑)

😢 エフェクト

エフェクトはかなり省かれてます。 primeで使えるものは少ないですが一応「最低これらは必要であろう」ものをセレクトしてあります。

Ampire

ギターアンプシミュレーターです。僕は他のアンプシミュレーターを使ってたので 「触った程度」しか使ったことがないが 感想としましては「まぁまぁ使える」です。

 

Beat Delay

変わった効果も出せる「デジタルディレイ」っていう印象でした。

Channel Strip

最低限の機能はあります。EQのQカーブが変えられないのは × だなぁ💦

Chorus

元々 コーラスとかの空間系エフェクトは使わないので コイツの良し悪しは判断しづらいのですが あえて言うなら「可もなく不可もなく」です。

重要なのは「不可もなく」という所ですよ! 悪くはない、という事ですよ💦(笑)

Flanger

僕はギターで使うフランジャーしか経験ないし、フランジャーのイメージは「ジェット機サウンド」だと思ってます。・・・が コイツはどれだけイジってみても そのような音像は作れませんでした。 同じく空間系なので 僕はこの先も使わないと思います。

Input Filter

エフェクト欄に無いからググってみたら「midiエフェクト」でした。ざっくり言うと「音域の制限がかけられる」「ベロシティの範囲の制御ができる」っぽいですね。(未検証です)

正直・・・どこで使うの? 僕には不必要なものでした。

MixVerb™

リバーブですね。以外に自然なリバーブだという第一印象でした(本番用のモニター設備で聴いてないので・・・すいません💦)こいつも「可もなく不可もなく」です。 ゲートが付いてるのが面白いですね。

Phaser

これもギター弾きがイメージしているフェイザーとは違いますねぇ。 なんていうか、オートワウみたいだなと思いました。

RedlightDist™

妙にGUIに気合入ってますね(笑)ディストーションです。モードが5つくらいあります。

汚し目的でも使えそうです。

😢 Melodyneが付いてこない

いわゆる「ピッチ編集」をするソフトです。特にボーカルの補正で使ってる人は多いです。

最悪無くてもStudioOneのオーディオ編集で無理やり出来なくもないですが・・・(修正したい所を分割して その部分だけのピッチ変更が出来る)

あと 割と操作性に癖があるので根気よく使わないと身に付かない印象でした。(StudioOneと連携するのなら操作系も一緒にすればいいのに・・・😅)

 

😢 オーディオ録音分解能(浮動小数点演算)が32bit(最上位版は64bit)

 

う~ん、これは難しいですね・・・というのは 聴いてて分かるかな?ということです。(もちろん僕も含めてです)

僕もDTM始めたころ(Cubase)は確か32bitでした(というか それが当時では最上位bitでした)

それがStudioOneに変えた(64bitになった)途端、音の違いに気づいたかと言われると・・・正直分かりません(今でもわからないかも、今は逆に32bit試せる環境無いからなぁ)

 

😢 他社のVST使えない・・・これは痛い 

 

外部プラグインが使えない

 
外部のVSTやAUが使えません。

というかそもそもVSTに対応していません。あの有名なKONTAKTも使えない?と思います。

もし、使いこなせるようになり「さらにクォリティや使い勝手の良い」プラグイン音源、エフェクトを導入したくなった時には(必ずその時は来ます😅)素直に最上位版に移行した方がイイと僕は思ってます。

 

🌞primeのメリット

 

🌞 トラック数無制限


StudioOnePrimeは無料版では珍しくトラック数の制限がありません。 

無限にトラックを追加して、無限に音を重ねていくことができます。

 

まぁしかし初心者の人が そんなに多トラック必要か?・・・と言われれば・・・😅(現に僕は最大20トラックも使わないし)

 

🌞 使用期間無制限


前途しましたがこのprimeには使用期限がありません。

軽いデモで良ければ もうこれで十分だと思います。

 

逆に「他社製プラグインを混ぜて使いたい」とか「エフェクトも沢山試したい」のであれば 普通に有料版のデモバージョンも試せます(使用期限は30日間)

 

まとめると・・・

primeというのは「studiooneというのは あらかた こんなDAWですよ」といったプロモーション的な立ち位置のような気がします。

このprimeを「ずっと使っていけるMy Gear!」には決してならないでしょう(笑) きっと機能が充実したDAWが欲しくなると思います。

とりあえず「とっかかり」として使ってみるのは全然アリです。使いやすいDAWとして僕はおススメ出来ます。

 

次回(やるなら)

 

有料版でも下位に位置する「Studio One Artist」について書こうかなと思ってます。 上位版と比べて何が劣っているのか? Studio One Artistはどういった人なら使い続けられるのか?・・・などなど

今回同様、いろいろ調べたいなと・・・

それでは今回はこの辺で、

コメント