この記事中に「箱」「箱が重なる」「ぶつ切り」「サイクル録音」という語句が出てきます。
これは僕が勝手に作った造語であり、マニュアル等には記載されてないです。あらかじめご了承ください。
下の図ででそれぞれの単語の意味を説明しておきます。
「箱」「ぶつ切り」「サイクル録音」 の説明

「箱が重なる」の説明
サイクル録音時の録音モードによる違い

StudioOneには「置換」「テイクをレイヤー化」という2つの録音モードが存在しています。
モードによる違いを以下に記しておきます。
置換
- 最終周回の録音結果が表示される。
- 録音したテイクはレーンには表示されない(隠れている)。
- 表示させるには右クリックメニューから。

テイクをレイヤー化
- 最終周回の録音結果が表示される 。
- 録音されたでテイクは自動でレーンに並びます。

インストゥルメントループ録音:2つのモード

録音モードの右隣りには「インストゥルメントループ録音」という項目があり、「テイクを録音」と「ミックスを録音」という2つの選択肢があります。
テイクを録音
- テイクとして別レーンで保存される
ミックスを録音
- 同一レーンに弾いたものがミックスされる(後で ”このテイクを採用” なんて事が出来ません)
※とてもマニアックな検証なので飛ばしてもらってOKです。
この後の「検証結果」を見てください。
ぶつ切り現象の検証
「ぶつ切り」の説明はコチラ
パンチイン・アウトの範囲内での録音の時、パンチインで録音が始まり「途中で録音を止めたとき」にループ有り無し/録音モードによって どうなるか?…を検証してみました。
検証結果
範囲内で録音途中にSTOPした時、箱が重ならなくてぶつ切りされないようにするには
- ループ消す
- テイクをレイヤー化
- テイクを録音
というモード状態にしておけば、ぶつ切りにならない、 箱重ならない 最高!
という結論に至りました。
ただ 残念なことに「サイクル録音(それかループ点灯時)」では、 ぶつ切りなる、箱重なる という 真逆な結果になりました。
「サイクル録音」で一番いいのは「テイクを録音」→「ミックスを録音」にすることですが それだとテイクが作られず、全てのテイクが一つのレーンにミックスされてしまうので意味がありません💦
いちいちモードを切り替えるのも面倒だし、ここは妥協することにしました。😓
範囲内途中(箱の途中)からの録音する時は必ず「録音ボタン」で始めないとパンチアウトが効かない。(※録音ボタンを2回押す必要があります)
ダメな例として再生している途中で「録音ボタン」を押す場合・・・これだとパンチアウトせずにずっと録音され続けます。
これで録音設定は
ということで落ち着きました。
今回はここまでです。では✋
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