izotopeは数年前に全部入りのバンドル品を購入して ずっと使ってまして ここ最近「NEUTRON4」をアップグレードしました。
よく使うのはNEUTRONとOZONEなので この2つは僕にとってアップグレード必須でした。
NEUTRONの方は前に記事にしたので今回はこのOZONE10について話したいと思います。
最初に9からの変化
いきなりですがOZONE10でマスタリングした音をOZONE9の時のと比べてみたら 10の方は「ハイファイ」感が強調されている・・・というのが率直なファーストインプレッションでした。
これはNEUTRONの時もそうだったのですが・・・この「ハイファイ」感は あくまでも「キャラクターが変わった」という意味で 長所・短所のことではございません。
でも実際どうなんでしょうか?
実のところ 僕はどちらでもよいかなぁ? ぶっちゃけ新しいから使っている・・・乱暴な言い方ですが そんな感じです。
とても耳の良い方が すばらしいモニター環境で超細かい変化をとらえて解説なさったりしてますが、それを踏まえて視聴したところで違いがわかんないです(笑)
絶対エンジニアには なれないな(笑)
逆に10になって少し戸惑ったこと
これは 一つあります。
それは9の時には選択できた「モダン」か「ビンテージ」の選択肢です。
いつも「ビンテージ」を選択して・・・そうするとEQやコンプがビンテージタイプのものを自動で使ってくれてたので重宝していましたが
10にはそもそも選択肢の画面が無いのでAIにかけると(今のところ)ビンテージタイプって使ってくれないのよねぇ💦
あとから 手動で追加は出来ますが・・・設定がいまいちよく分かってないので積極的に使うまでには至ってないのです。
余談ですがビンテージタイプのEQ・・・僕はNOMAD Factoryのやつを使ってまして、これがとても気に入ってます。
何がイイって、設定を極端にしても音楽的に成立した音になってくれてるというか、
あと通しているだけで一回り存在感が増した音になってる気がします。(多分なっている)
画面
ここを押すだけ!あとはAIがやってくれるというお手軽さ。

数秒待つと・・・出来上がり! 早いですね~。

かなり使ってますけど 今のところどんな曲であろうとエフェクトモジュールはこの並び、種類で固定なのかな?

モジュール的にはビンテージタイプのコンプ、EQ、リミッター、などもありまして ビンテージEQなんかは凄く良いエフェクトなので 入れてくれるとイイのになぁ・・・なんて思います。だから手動で挿入してます。(笑)
あとビンテージリミッターも更なる音圧上げにはすごく役立つのになぁ・・・
9の時とはモジュールにも大分違いがありますね。9の時には必ず挿入されていた「リミッター」が10になってからは自動では挿入してくれないです。(必ず入れなきゃならないという訳じゃないけど)
なんかEQ類が多くならんでます。(スタビライザーも大まかに言うとEQの類だと思う)
インパクトというモジュールはマジで効果が分からなかったです。名前から想像するとエキサイターみたいなものだろうか?
いつもの使い方
ちなみに僕はいつも曲が仕上がると各トラックのバランスとり(NEUTRONでの2ミックスの作成)をして すぐにOZONEでマスタリングします。
そこからもう一度各トラックの音質なり音量なりを再調整してからもう一回OZONEにかけます。
なぜかというとNEUTRONの2ミックス作成は不完全だからです。OZONEとは関係ない話ですがNEUTRONのバランス調整機能はマジで信用できません。
とはいううものの、実行はします、全トラックが間違っているわけではないので・・・ほぼ手直ししてますが(笑)
というわけで
バージョン9から10に上げる価値は十分にあると思いました。
あとグレードで言うと「アドバンス」がイイと思います。モジュールの「スタビライザー」「インパクト」がアドバンスしか付いていないのと、その他細かいところ(僕もまだ気づいてない点が多々あると思います)の違いで大きく変わってくるでしょう。
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