入れ込み始めたハードなロック
僕は音楽が大好きになったきっかけというのがハードロック、ヘビーメタルへの傾倒でありまして。
覚えているのが80年代に流行ったVAN HAREN の アルバム「1984」くらいからですかねぇ・・・
僕が高校の時でした。
それからはRATT、モトリークルー、ボン・ジョビ、などの いわゆる「LAメタル」を聴き漁ってました。
当時はレンタルレコードでしたよ! 貸しレコードですよ!
そして それをカセットテープに録音してコレクションしてましたよ(笑)年齢がバレますよ😅
そこから 徐々に「よりハードに、よりヘビーに」方向へ進んでいき・・・メタルの世界へ入り込んでいくのでありました。
20代、ついに出会う・・・
このアルバムが出たのが1989年・・・僕が21才の頃です。
その当時は(ただ漠然と)アルバイトに興じていたころだったと思います。
なにきっかけで 買ったのかなぁ?・・・おそらく雑誌(BURN!)で見て・・・だと思います。
どこで買ったかは・・・忘れた💦
まずジャケットを見て「「ゾワッ!」としたのを覚えてます。
いままでメタルのアルバムジャケットと言ったら・・・
こんなのや
はたまた こんなのとか
まぁ・・・今見ると「・・・(言葉にすると炎上しそうなんで言えない💦)」なわけですよ。
しかし このVOIVODの「Nothing Face」のジャケットは・・・
なんでしょう! このアバンギャルドさは! お洒落さは!(当時はオシャレだと思ってた)
近未来と言うか、サイバーチックというか・・・とにかく「クール!」の一言に尽きますね。
今でも そう思います。
このアートワークは全てバンドのドラムの人が担当しています。
また この人が書く独特の書体が格好良く、マネしてました。
そしてCDプレーヤーで聴き始めました。
最初にシンセサイザーの効果音的な音がフェードインしてきました。
しばらく続いた後 唐突に1曲目が始まりました。
・・・絶句でした。
頭をレーザービームで打ち抜かれた(そんな経験ないけど💦)ような・・・そんな衝撃を初っ端から味合わせられました。
もう・・・アバンギャルドという表現がピッタリで 瞬く間に この世界にのめり込んでいくのが 分かりましたよ。
でも アバンギャルドなパートもありつつ、王道というか、メロディアスで取っつきやすいパートもありで 非常にバランスの良い曲構成なんです。(全曲がそんな感じ)
このVOIVODというバンド、このアルバムの前々作までは 一般の人が持つ「メタルって うるさいだけジャン!」という見方を見事に体現しているかのような・・・自分にとっては そんなバンドでした。
このショットを見ても分かると思います。
いうなれば幼虫状態(笑)(この頃も 人気ありましたが・・・僕は惹かれなかった)
それが 変身の少し前(さなぎ状態か?)
まだ メタル魂残ってますが、なんとなくアートっぽいムードが漂い始めてます。
そして・・・イケてますね~。
僕は特にベースの(右端)人の片側OnlyモヒカンがCool!だと思ってました。
その後も2曲目、3曲目、・・・最後まで一気に聴けた数少ないアルバムでした。
マジで ”擦り切れる” と言っていいほど繰り返しの日々でした。
全曲 脳裏にしっかりと刻み込まれてます。
先ほど 1曲目の動画でも分かるように かなり ”ひねっている” ”複雑な” 曲なんですが、それを難解だと思わせることなく・・・とにかく聴きやすいんです。
もう何曲か貼っておきましょう。
これは途中からになりますけど・・・ここからの展開がまるでジェットコースターの如くスリリングに展開していくんですよ!(興奮してるの自分だけ?😅)
ここから「Free Jazzか?」と 当時は思ってました。
それにしても こんな摩訶不思議なリフを どうやって思いつくのだろう・・・
あ~、やっぱり好きだぁ!
でも今現在はオリジナルメンバーのベースさん脱退(1991年) ギターさんが他界(2005年)
ということで当時のままでは見れません。
現在
凄い事に活動は続いています。
もう当時ほどのめり込んでいないので 久しぶりに検索してみたら・・・こんなMVが出てました。
おそらく世界観はドラムの人の世界観でしょう。
歴代のアルバムアートが次々と出てきます。
しかし・・・しばらく見ない間に(聴かない間に)メタル寄りになってたねぇ・・・
僕的には最初に紹介した「Nothing Face」のようなプログレ要素が強いメロディアスなのが良かったのだが・・・
といったわけで 我が青春のアルバムといっても過言ではないくらいの VOIVODの「Nothing Face」の紹介でした。
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