今回は「演奏の強弱や抑揚」をつける方法の一つ「ベロシティ」について解説していきます。
全てのパートで「抑揚」というのは すごく大事で これが有ると無いのとでは その差は歴然です。
ベロシティって言うのはね・・・みたいな記事になってますので よろしければ読んでいってください。
唐突ですが ドラムセットの中にスネアドラムというものがあります。
ドラムのパターンで「ドッ、タン、ドド、タン」の太字の「タン」がスネアドラムです。
このスネアドラムって一つの音だけではなく 叩き方や 叩く位置 叩く強さで様々な表情を見せてくれます。
ということで今回は(ドラム音源では)「叩く強さによって変わる表情(音)」を実際どうやって表現しているか・・・をやっていきます。
ドラム音源の中身とは?
だいたいのドラム音源では鍵盤(ノート)ごとに1音色(スネアとかバスドラムとかシンバルとか)割り当てられてます。
分かってきた人用にもう少し突っ込んだ記事もあります。
ベロシティと音量の違いについて勉強したい人は こちらの記事があります。
ドラムの打ち込みでは 絶対やった方がよい ベロシティの編集
細かく音は並べてある
僕が所有しているドラム音源の中身はこんな感じになってます。
一つ一つの鍵盤にバスドラム、スネアドラム、ハイハット、シンバルなどが割り当てられてます。
そのパーツごとに・・・見てもらえると分かりますが、縦の列に数多くの区切りがあります。
これは そのパーツの色んな音色、弱く~強く鳴らした音色を細かく並べてあるんです。
鍵盤を弱く弾くと
”弱く鳴らした音色” (下の方にあるサンプル)のサンプルが再生され、
鍵盤を強く弾くと
”強く鳴らした音色” (上の方にあるサンプル)のサンプルが再生される
・・・という仕組みです。
よく勘違いされている方が多いのですが、現実のピアノのように「弱く弾くから弱い音が鳴る」というようなものではなく、
弱いタッチで鍵盤を弾いた時に「この音を再生させる」という命令のもと、再生されてるにすぎないのです。
ですので 例えば一つの鍵盤にトランペットの音、笛の音、バイオリンの音をプログラムしてあれば、弱く弾くとトランペットの音、強く弾くとバイオリンの音・・・なんていうヘンテコなことも出来ます。
だいたい 世に出ている音源は こんな感じです。
過去記事にも 同じようなことが 書いてありました💦
この豆知識(?)・・・通常、作曲のツールとして音源を使う分には・・・気にしなくていい知識です(笑)
それでは✋
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