みなさん こんにちは!
曲作ってますか?
わたしは 相変わらず というか これしか趣味がないもので(苦笑)
今日はですね、あんまり需要はないかもしれないけど まぁ「出来るように」なってるとイイね
っていう内容です。
タイトルでバレバレですが(笑)
今回 やりたいこと
「ゆらぎのある 心地よい揺れを感じるリズムやフレーズ」のmidi か オーディオファイルが あるとしましょう。
それを StudioOneに貼り付けて それを核にして曲作りを始めていこうにも・・・そのファイルのテンポが一定じゃなかったら・・・
さぁ どうしましょう?
その「心地よい揺らぎ」を 殺して一定のテンポに強制的に合わせちゃいますか? 今の時代 簡単に出来ますよね? オーディオ、midi 関係なくクォンタイズすればいいだけですから。
せっかくの「心地よい揺らぎ」です。 あえて ”そのテンポの揺れ” は残しておきたい!・・・と思う事が たま~に あるんです。
なので 今回は「揺らぎのあるテンポを持つファイル」を使って 実際に作業しながら説明していこうかなと思ってます。
今回用意するのは このmidiファイルにしました。
これはどういったものかと言いますと
メトロノーム無しでリアルタイム「鍵盤叩いて指ドラム」で入力したmidiファイルです。
自分の中では「一定のテンポ」のつもりで 叩いております。
一聴すると テンポ一定のように聴こえますが、 正確に一定のテンポであるはずもなく・・・実際に 見て 小節・拍 とどれだけ ”ズレ” があるというと・・・
ピンクの四角で囲ってあるのが「1拍」分です。
3小節目の頭は かろうじて合っていそうですが、4小節目から 全く合ってないですね💦
ホントは5小節目のアタマにあるべきなのが 半拍ズレてますし 6小節目のアタマにあるべき音が2拍目に 合ったり・・・1拍分ズレてますね😅
このようにテンポ管理が困難なフリーテンポなmidiやオーディオファイルですが、グルーブ感は そのままでテンポ管理はしたい。
そんな 贅沢な悩みを解決する方法はあります。
具体的にいうと ”拍” や ”小節” のグリッドを強制的にフリーテンポのオーディオやmidiに合わせに行こう!ということを します。
結果 どうなるかというと・・・小節や拍ごとにテンポが目まぐるしく変化することとなります。
こうすることによって得られるメリットとして・・・
- 元のグルーブを殺さなくて済む
- その他のトラックは クォンタイズすれば そのグルーブに沿わせることが出来る。
たまには こういった手法も 刺激があってイイですよ!
では 今から実際の作業風景を載せていきます。
では始めていきます
音のド頭をグリッドに合わせる
ここだけは最初に合わせましょう。
例ではmidiデータですが オーディオファイルでも 同じです。 スタートの波形のアタマを 任意のグリッドに合わせましょう。
最初は こんな風に(ピンクの矢印先です)始まりが(任意の)グリッドに合っていないです。
この時、せっかくのグルーブ感を壊したくないのが目的なので
まず全体を選択してから(位置関係を保ったまま移動させるため)
スナップを有効ボタンをON(ピタッと吸い付くように合わせることが出来る)にしてから移動させます。
さぁ、下準備が出来ましたので いよいよ本題に取り掛かります。
タイムベースを変える
???・・・になっていると思います。(笑)
これって 言葉で説明しても理解しづらいと思います。なので 実際の工程だけ説明しますね。
やってみると分かってくると思います。
タイムベースの変更場所はここです。
普段は「拍」になっていますがそれを「秒」に変えます。
この選択は各トラックで個別に変えられますが、全てのトラックではなく、処理をしたいトラックのみです。
テンポトラックを出す
出したテンポトラックを引っ込めたい時には 「テンポ」の箇所をもう一度クリックしてください。
グリッド線を ”音の始まり” に合わす
分かりやすくするため 拡大しておきます。
3小節の2拍目のグリッド線(ピンクの線)を ”音のスタート点”(青矢印)に移動させてみます。
その前に3小節目スタート地点をテンポ入力しておきます。
やり方は簡単で ただクリックしてポイントを付けるだけです。(この時スナップ有効ボタンはONにしておきましょう)
次に 2拍目のグリッドのところにカーソルを持っていきます。
その時 ctrlキーを押しながらにすると このような(時計みたいな)カーソルの形に変わります。
そのまま(ctrlキー押したまま) 2拍目に来てほしい音のスタート地点までマウスを移動させます。(この例の場合 少し右に動かす。)
そうすると ピタッと引っ付く感じでグリッドとピッタリ合います。
それに伴い テンポも勝手に変わってます。
あとは グリッドを合わせたいところで 先ほどと同じようにしていきます。
この例では極端にテンポが変化してますね。 それだけリズムのヨレが激しいということです(イイか悪いかは別にして😅)
これが完成したら あとのパートは いつも通り ”ガチガチ” にクォンタイズかけましょう(笑)
他のパートは くれぐれも タイムベースは「拍」ですよ。
このように 普段とはまた違った作り方も 面白いものですよ!
ではよきDTMライフを✋
コメント