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Scarbee Bass シリーズ : Jay-Bass スライドモードの謎について

プラグイン音源

皆さん、Scarbee Bassシリーズ使ってますか?僕はバリバリ使ってます。「とりあえずScarbee」っていうくらい使ってます。当然ドラムはStudio Drummerです(笑)


ところでタイトルからも分かる通りそのScarbee Bassのスライドモードについてなんですが皆さんはスライドモードはあまり使わないでしょうか?
今回この件で調べるために検索してみたんですが日本のサイトではほぼ皆無でした。
結局Nativeinstrumentsのコミュニティをのぞきにいったら外人さんは僕と同じような悩みを持ってる方が多くてそれを見て無事解決しました。
今後、僕と同じように悩むであろう人の為に日本のサイトでもこれを取り上げようと思い今回の記事にしてみました。

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Scarbee Bassシリーズ

僕はKOMPLETE ULTIMATEを持っているのですがこの中にはScarbee Bassシリーズは

RICKENBACKER BASS・SCARBEE MM BASS・SCARBEE PRE-BASS
SCARBEE PRE-BASS AMPED・SCARBEE JAY-BASS・SCARBEE MM-BASS AMPED

これだけのベース音源があります。その内僕が実際パソコン内に入れてあるのはRICKENBACKER BASS SCARBEE MM BASS SCARBEE JAY-BASSです。


さて、過去記事でも触れてますがこのScarbee Bassシリーズでスライド奏法(フレット間を大きく移動するバージョン)というのは決まったやり方があります。下の画面がその打ち込み方法なのですが表現したいことは

「4弦開放からスライドを始めて12フレットで止まりそのまま12フレットの音を鳴らし続ける」

というものです。

Scarbee MM-BassやRICKENBACKER BASSの場合

Scarbee MM-Bassとピアノロール画面

 

Scarbee Jay-Bassの場合

Scarbee Jay-Bassとピアノロール画面

画像の違いを分かってもらえますか?
3列のうち一番上のノートがMM-Bassの場合は一つのノートだがJay-Bassの場合は二つのノートに別れてますよね?

Jay-Bassだけの特別な決まり?

これはどういう事かと言うとJay-Bassの場合だけはスライドを任意のフレットで止めるために別にノートを打ち込まないといけない仕様になっているのです。Nativeinstrumentsのコミュニティ内で「マニュアルに記載されています」との情報が載っていたのであわててマニュアルを見ると

Scarbee Jay-Bassのマニュアルの抜粋

赤線の所です。直訳ですが

「長いスライドの場合は、スライドを終了するときにもう一度ノートをターゲットにします。」

ではMM-Bassの場合の打ち込みデータでJay-Bassを鳴らすとどうなるのか?検証動画を作りましたので見てください。

3つの同じMIDIデータがあってMM-Bass、RICKENBACKER BASS、Jay-Bassの順番で鳴っていきます。3番目のスライド音に注目していてください。

お分かりいただけたでしょうか?同じMIDIデータなのにJay-Bassの場合だけスライドを始めて12フレットで止まらずにスライドをし続けてしまうんです。

今年のセールの時にKOMPLETE ULTIMATEにグレードアップしてこのJay-Bassを使い始めたのですが上記の事によりかなりの間、悩んでました。
Nativeinstrumentsさんは何故このような仕様にしたのでしょうかね?統一しておいて欲しかったなぁというのが正直なところです。コミュニティでも結構同じ質問を見かけました。まぁ解決してよかったですけどね。

これからJay-Bassを使っていこうって方は注意してくださいね。
以上で今回は終わりにします。それでは良きDTMライフを!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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