この前、ここのメーカーのTHE FIDDLEというバイオリンの音源を紹介しましたが、実はここのメーカーの音源を一気に4つ買ってました(笑) それでも3万円くらいかぁ・・・音源としては安い方だとは思います。けどコスト以上の満足度でした。
今回はその中からナイロンギターの音源を紹介します。
こいつを購入したのはしっとりとしたギターのメロディを表現したいなあ・・・ってなった時、プロモビデオを見て気に入りました。アーティキュレーションも割と多かったし使えそうだったので。
実際打ち込んでみました。
ソロパートのピアノロールはこんな感じ(バッキングはサンプル使ってます)、後半のアーティキュレーションのキースイッチ「E0」は押すとハモりになります。(ハモリの度数は変更可能です)
音はこんな感じです。
使い方
黒色になっている鍵盤がキースイッチになってます。
赤丸:「VELOCITY」タブ
上の図だと「Velocityが97以上の時は〇〇、49以下の時は〇〇のアーティキュレーションが効いてきます。(OFFだと当然ながら何もないです。)それぞれのアーティキュレーションは選択できます。
黄丸:キー設定
キー設定というかスケールを決める箇所です。ハモリのときにスケールを合わせとかないと音が外れて気持ち悪いです💦
青丸:ハンマリング、の速度と音差の設定
ここが結構「ミソ」だと個人的には気に入っているところです。ハンマリングの速さを変えることが出来ます。しかもMIDI CC対応なのでリアルタイムで操作出来ていろんな表情(4種類ですが)をつけることが出来る優れものだと思いました。
あとはスケールに沿ってのハンマリング、または常に半音下からのハンマリングかを決めることが出来ます。
緑丸:ハモリの設定
3度のハモリや5度のハモリ・・・何種類かあるので お好みで選びます。キースイッチでハモリの有無をピンポイントにかけたりして喜んでます(笑)
キースイッチを割り当てる
アーティキュレーションは9種類でそれぞれ好きな鍵盤に割り当て可能です。
アーティキュレーションごとに音量も決めることが出来る。
右側
赤枠:左から順に
- ビブラート:押してあると常にビブラートがかかった状態になります。普段使うかな?モジュレーションホイールで普通にビブラートかけた方がイイと思います。
- ハーモニー:これも押してると常にハモリます。別でキースイッチがあるので そちらを使った方がイイと思います。
- 12STR:12弦のような音色になります。
- コード:簡易的なコード伴奏出来るモードです。押すとこんな風にコード演奏用の赤色の鍵盤が出来ます。
「chords」タブでコードのバリエーションを指定できます。
青枠:ビブラート、デプス
ビブラートの深さ設定
黄枠:ボディの鳴りの深さ
おそらく そうだと思います💦 「箱鳴り(ボディ鳴り)」感が増します。
エフェクト
リバーブとディレイがあります。リバーブは結構そのまま使ってます。
だいたいこんなところでしょうか。丁寧に打ち込んでいけば十分鑑賞に耐えうるクォリティだと思いました。
おまけで別のプログラム(アルペジエイターに特化してる?)も2つくらいついてきてますが いまいち使いどころが分からず放置してます😓
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