満を持して(?)新たにブラス音源を導入しました!
これでFUNK作りのも力が入るか?(笑)
ということでレビュー始めます。
年に数回セールがあります。
定価・・・約8万円がセール時には18000円くらいにまでなってますよ。そこが狙い目ですぞ😊
最近ちょくちょく利用してます、AudioPlugin.Dealは いつもセール情報が多彩です。
第一印象
先日の記事で導入までの過程を描きましたが 今回は いよいよ使ってみての感想です。
前回~インストールから使える状態になるまでが少し手間取った。
まだ使い込む・・・とまでは いってないですが 少しフレーズを作ってみての第一印象としては
- 音は「バリっと」明るくてハリがあり POPSやFUNKなどに 合うと思いました。
- アーティキュレーション数は かなりありますが 同時押しなどを屈指しなければならない場合もあり。 覚えるのも大変💦
- マルチプログラム(小~中編成)も イイ感じです。
一例ですがキースイッチ表です
使ってみた結果・・・かなりの満足度でした。(セールだったのでお値段は1.8万円くらい・・・通常だと4倍くらいする😱)
収録されている楽器
- トロンボーン
- トランペット
- ミュートトランペット
- アルトサックス
- バリトンサックス
- ソプラノサックス
- テナーサックス
- クラリネット
それぞれ「Legato」「Poly」のプログラムがあります。
あと各楽器で小・中編成のプログラムもあります。
簡単に各部の説明
Monitorタブ
赤丸:VELOCITY
- 「鍵盤入力の強さ」と「MidiCC(僕はエクスプレッションでやってます)」とを共用してベロシティを決める。
- 短ノートでは弾く強さ、長ノートではエクスプレッションで抑揚をつけるようにしています。
- MidiCCだけでベロシティを制御するモードもあります。
黄丸:トランスポート
- マルチ(Midi同チャンネル内で複数楽器を鳴らす場合に使うのかな?
- ノートに対し トロンボーンはオクターブ下げる・・・とか
- 単一楽器で立ち上げてる場合は関係なさそう・・・
青丸:FLUTTER(キースイッチでON/OFF可能)
「うなり」っぽい音です。
「暴れてる音」とか「がなってるような音・」・・っていうのかな?表現ムズイですね😅
紫丸:VIBRATO(キースイッチでON/OFF可能)
「Deep」にすると深いビブラートがかかりますが コイツの長所である「ハリのあるアタック感」が無くなってます。
ですので 通常「Progressive」にして 適時に切り替えてます。(発音中でも変えられる)
Optionsタブ
黄丸:Playing Mode
- あとの二つは使わないのでStandardにしてます。
- RTOというのはよく分かりません。ただプログラムに「RTO」という項目はあります。(マルチチャンネルと似ているモードのようですが・・・?)
- Notationは楽譜作成ソフト(Sibelius、Finale、Dorico など)から直接鳴らせるモードのようです。
取説には このような意味合いで表記してありました。(直訳です)
楽譜作成ソフトをお使いの方へ(Sibelius、Finale、Dorico など)
楽譜作成ソフトウェア内でサウンドを直接再生できるように、「楽譜作成モード」を作成しました。
赤丸:ベロシティカーブ
鍵盤のベロシティ感度の調整・・・タッチの弱い方は右方向への調整がよろしいかと
緑丸:Cresc/Dim Automation CC
エクスプレッション・・・CC1(モジュレーションホイール)、CC11に割り当てられてます。変更可能
打ち込んでみた
ブラスのアレンジは不勉強で申し訳ないですが ちょっとしたフレーズを作ってみました。
パートは
- トランペットパートを2トラック
- サックスで1トラック
- アンサンブルパート(ブラスセクション)で1トラック
です。
現在使っているNativeInstrumentsの「SessionHorns Pro」より生々しくて元気がある音だと思いました。
NativeInstrumentsの 「SessionHorns Pro」は なめらかで優等生的な感じです。お互い、住み分け出来る音源だと思います。
もう一つ イイと思ったことは(数種類ですが)「ノートの途中からでもアーティキュレーションの変更が出来る」です。
例えば「フォールダウン」がそれで
キースイッチがこの位置(発音始まってスグ)だと
こんなタイミングでフォールダウンが始まります。
キースイッチをノートの終わり付近に移動させると・・・
・・・のようにフォールダウンの始まりが遅くなっているのが分かるでしょうか?
このようにノートの途中からでも(数種類だが)奏法切り替えが出来るものがあると 表現の幅が広がるので重宝しています。
まとめ
〇良かったところ
- ハリがあって元気な音
- アーティキュレーションが豊富(一番多いトランペットで30種類くらい)
💀ちょっとなぁ・・・ってところ
- キースイッチが複雑(同時に2つ押し、3つ押し、なんてのが ある。)
- アーティキュレーションによって音量が違うのもある。
結果
(セール時)1万円~2万円までの値段になってたら「買い」でもイイと思いました。
通常価格が499ドル(2023/10/29現在:7万円~8万円)と お高いので😅
今回は以上です。 それでは✋
コメント
かなり音が良いと感じます。
スタジオワン5の付属音源とパワーがぜんぜん違う…。
たしかに・・・今回紹介したのは特に歯切れの良いブラス音源でした。またのセール時に狙ってみて下さい。