ども、Kontaktのチュートリアル的な記事を出来る限り書いていくシリーズ(?)です。
今回はタイトルの通り「Voice Group」についてです。
この内容に沿った動画も上げてあります。よろしければ合わせてどうぞ!
一応、Voice Groupとは何ぞや?という方に
Voice Groupとは一番分かりやすいのがドラムにおけるハイハットです。
ハイハットってクローズ状態の「チッチッチ」って鳴っているのと
オープン状態の「シャーン」と鳴っているサンプルを用意しました。
実際の音も下に置いておきます。
例えば自分でドラムキットを作るってなった時、ハイハット音群をVoice Groupにて設定するとこんな感じに鳴らすことが出来ます。
シンセで言うところの「モノモード」みたいなもので、最初の音を鳴らして次の音を鳴らすと前の音が強制的に消されるんです。
ハイハットの場合はオープンとクローズの2つのサンプルをVoice GroupにまとめてそのVoice Group内の最大発音数を「1」にしてあげればOK。
じゃぁ、実際の設定方法を紹介しますね。
まず、この位置に(右側にオープン、左側にクローズ)サンプルを配置します。
(特に位置は決まってませんが大抵のドラム音源の並び方がこうなので)

サンプルの置き方分からないよって方はこちらをどうぞ
そしたら次に「Group Editor」を開きます。2つのサンプルを1つのGroupにしておきます。
サンプルをまとめてグループ化するには
最初にGroupに分けたいサンプルを選択して右クリック

赤枠で囲ってある項目のどちらを選んでもサンプル達は作成されたGroupに入ります。
(emptyとcloneの違いはこちらを読んでもらうと分かります)
ちなみに赤枠のすぐ下の行(枠で少し隠れてますが)の「Move to existing group」では選択したサンプルの移動も出来ます。
赤枠のvoice grp.<off>ってボタンをクリックしてあげると(Groupが選択状態になっていることを確認する)

Group番号はとりあえず「v001」を選んでおきましょう。
次に

赤枠内の数字の部分、ここがGroup内の最大同時発音数です。
ここの数字を「1」にしてあげるとハイハットオープンを鳴らした後すぐにクローズを鳴らすとオープンの音が消されていくということが出来ます。

Group分けには注意してください。ハイハットGroupなのに間違ってスネアもGroupに入れてしまうと(まぁ、そんな事は無いと思いますけど)意図しないタイミングでハットの音が途切れたり、逆にスネアの音が途切れたりします。
設定は慎重に丁寧に・・・ですね。
これはハイハットだけではなくて他の場合でも使うかもしれません。
覚えておいて損はないですよ (^o^)丿
今回はこれでお終いにします。また近いうちに何か記事をあげます。
もし「Kontaktでここが分からない」なんてことがありましたらコメント欄にてリクエストして下さい。
自分が分かる範囲で解説したいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ちなみに・・・の話😅
●mail(もし何かご用命があれば)

コメント
突然申し訳ございません。
KONTAKTで困ってたどり着きました。
困ってること以外のことも大変参考になりました。
困ってること
「スパナのマーク」のボタンがありません。
自分のは「歯車のマーク」で、押すとInstrument Optionsのポップ画面が開きます。
どうすれば「スパナのマーク」が開くでしょうか。
可能であれば教えてください。
コメントありがとうございます。僕も今さっき色々検証してみました。
音源によっては「スパナマーク」が「歯車マーク」になってますね。
僕の手持ちのものでは「PLAY SERIES」と「Session Guitarist」シリーズがそうなっていました。
そういった場合は、僕にも分からないです。
お力になれず申し訳ないです。😓
早速の返信、そして検証有難うございました。
未だに解決できていませんが、返信頂けた喜びでモチベーション保ってます。
これからもコチラのサイトで勉強させて頂きます。
有難うございました。
なんらかの形で早く解決出来ればイイですね。
ブログも細々と続けていくので今後ともヨロシクです😄