今回はSoftubeの”Harmonics Analog Saturation Processor”というプラグインを買ったので その使い心地なんかをお話ししたいと思います。
どんなプラグインなのか
一言で言うと
「主に歪成分を加える」ことによって 太くしたり輪郭を際立たせたり なかなか色々な効果を得られることが出来るプラグインエフェクトです。
何はともあれ 実際どんな効果なのか?という音声も作成してみたので よかったら聴いていってください。
各部の解説
下の①~⑥ダイヤルの目盛りの位置は
「この位置にしておくと何もかかっていない状態に近い」位置です。(自分調べ)
後から音ファイルの説明で「デフォルト」と言っているのは このダイヤルの位置です。
①…Transientをコントロールするダイヤル、両方いっぱいまで振り切ると
- アタックはそこそこでサスティンを伸ばす
- アタックは強めで サスティンを無くす(いわゆるコンプ強めの「パッコーン」と鳴るあの感じです。)
となってます。 お好みの加減で。
横のスイッチはon off のスイッチです。
②…次に話す「DRIVE」ダイヤルにかかる5種類の歪です。 違いを説明は難しいので後ほど実音を載せておきます。
③…先程言っていた「DRIVE」ダイヤル、歪具合のコントロールです。
④…CHARACTERダイヤル 時計回りに行くほど高音域が強調されていく感じです。シャリシャリ感が増してきます。
⑤…DRY/WETの割合をコントロール出来るダイヤル
⑥…フィルター部分—プリ・ポスト切り替えスイッチ(おそらく ドライブの前段か後段で切り替えが選択できるスイッチ)
2つのダイヤルでそれぞれ hiカット、loカットが出来ます。
実際の音を!
それでは 早速・・・まずは素材としてドラムとベースを選びました。
サチュレーション的な効果が多いので 他の楽器やボーカルなんかにも 面白そうな気はします。
では最初に各ダイヤルの効果を確認していきます。
①DYNAMICSダイヤル
前半デフォルト 中盤①DYNAMICSを右に振り切り 後半①DYNAMICS 左に振り切り
凄く極端にかけましたが こういう事です。
コンプの両極端の効果にも通ずるものがあると思いました。
②の5種類の歪の違い
- 上から(SOLID→TRANSF→MASTER→TUBE→MODERN)の順番で切り替わっていきます。
- それぞれのキャラの違いの分かりやすさを重視してます。
- 2小節ごとに切り替わってます。
③DRIVEダイヤル
DRIVEダイヤルを徐々に深くかけてます。一番エグイかかり方の「MODERN」でやってます。
④CHARACTERダイヤル
左から右へ徐々に回していってます。音量の変化も凄いので音量も一緒にイジってます。
⑤と⑥は省略します。
①のDYNAMICSの位置でもかなりキャラは変わるし、②、③、④ も考えるとバリエーションは なかなか膨大な感じがしてきます。
プリセットは”少なめ?”の20数種類あります。ここから出発してセッティングを詰めていくのも良さげですね。
色々試してみて 今のところ一番ハマったのは『ベース』でした。何気ない普通のベースパートにかけると ちょい粘り気が出てくる歪みが 凄く良かったですよ!
今回はこんな感じでした。まとめると
Softubeは良い!(よくセールでお安くなるし(笑))
です。(笑)
ちょっとだけ宣伝っす(笑)
この曲がコンピレーションアルバムにて配信中です。
https://audiostock.jp/audio/1230785
アルバム名:エレクトロ, Vol. 108 -Instrumental BGM- by Audiostock(10曲目)
Spotify LINE MUSIC Apple Music
もう一つ
以下の2曲がコンピレーションアルバムにて配信中です。
Spirit world(7曲目) Twilight man(11曲目)
アルバム名:ヒーリング, Vol. 95 -Instrumental BGM- by Audiostock
コメント