みなさんこんにちは! 今回は「Pultec EQ」というEQプラグインの事をお話します。
何というか・・・音楽的なEQです
一言で言うとコレです。
もっと分かりやすく言うとギターアンプやエフェクターで音作りする時のEQの感じ・・・と言うか・・・
使ってみて感じることは
基本ブーストする方向で使う
高域、低域のアッテネーター(カット)以外はブーストしか出来ないです。
これが・・・どこの帯域をブーストしてもおかしくならないんですよね~
まぁ、好みだったり そもそも曲全体に合わなかったりで それほどブースト出来ないことが多いですが 制約なければ どこまでもブーストしていきたい・・・そんなEQです(笑)
各帯域の特徴
各ブロックで色分けしてみました。
- 紫の「DIP」は指定した帯域のカットです。白は高域(5khzは 高域とは言い難いが)のカットです。僕はギターの音作りでよく使うのですが一番メインは青の帯域のブーストですね。
特に3khzをブーストすることが多いです。 ここを上げるとギターが更にギターらしくなりますよ。
- 橙の低域帯はブーストとカットの2つのダイヤルがあります。「同じ帯域をブースト、カットって意味あるの?」とお思いのみなさま・・・やってみて下さい。 ニヤリとすることでしょう。
誤解を覚悟で私見を言いますとブーストだけだと「ぼわっと」するがカットをかけると 程よく締まってきます。
使い方は合ってるかどうかは知りませんが、僕はいつもブーストとカットを同じくらいにしてから一度聞いてみて判断してますが・・・大抵はそれでOKになってます。
- 緑ではいつも8khzをブーストしてます。ギターをチリチリ、ギラギラさせたい時はこれ一択です。
- 白の高域カットは・・・ほとんどカットしたことはございません。
ほんの一例ですが・・・
僕がソロの時にこのEQを使ってこんな音にしています。
まずはEQする前の音
Pultec EQを使った後の音
音量は聴いた感じ同じになるようにしました。いかがでしょうか?
微妙な違いだと思いますが若干後者の方が上着を着てドレスアップしたように聴こえませんか?
ちなみに僕はブラインドテストしてみてギリギリ判別出来ました(良かった~(笑))
こういう時に出すサンプルって大概「音量の差」で良く聴かせる傾向にあるので その辺は平等になるように気を付けました。
しかし(この時の)実際のミックス作業では音量も少し上げつつというのが目的でもあるので ホントは この手のEQ後は音量上がるのは自然だと思います。
ですから今回のサンプルは逆に不自然なんです😅
メーカーによる違いってある?
いよいよ これは僕が気になっていたことなんです。
このPultec EQのプラグイン・・・実は3つ持ってます。
- NomadFactory
- UAD
- UAD Spark(UADのプラグインがPC内で使えるというサブスク型サービス)
UADとsparkと比べてどうするの?って意見もあるかと思いますが、やっぱり
- うん十万円の本体+何万円も使って購入した1個のプラグイン
- 月額19.99ドル(現在2621.43 円) 年だと149.99ドル(19,669.24 円)で使える数あるプラグインの中の1個
この2つに違いがあるかどうか(本音ではあってほしい)気になるところでして・・・
ということで並べて見ました。聴いてみてみなさん判断してください。
プラグイン有り無しの差は0:09辺りからが一番分かりやすいかな?(微妙な違いですが)
メーカーによる違いは・・・僕には分かりません。
でもGUIが好きなのはNomadFactoryの方なんで(青っぽい方) あと昔から所有してたのもあってか愛着が湧いている(笑)
ちなみに お値段は・・・UAD版と比べるとおおよそ1/3くらいです💦
こんな感じで報告終わります✋
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